家出を誘発する家庭環境とは

家出を誘発する家庭環境には、必ず何らかの原因があります。
家族が仲良く暮らしており、平和で暖かな家庭環境であれば、
大切な娘さんや息子さんが家出を考えることはありません。

 

そこで、家出を誘発する家庭環境について、代表的なものをいくつか取り上げていくことにしましょう。

 

まず、1つ目は、両親との不仲です。例えば、顔を合わせる度に両親から文句を言われたり、
他の兄弟と常に比較されるようなことが続くと、家にいることに不満や苦痛を感じるようになります。

 

その結果、家出をしてしまうのです。両親からしてみると、些細なことかもしれませんが、
子供にとっては、精神的に苦痛を感じ続けることになり、家出を考えてしまうのです。

 

2つ目は、片親という家庭環境や、再婚、同棲している家庭環境です。
近年、離婚率が高くなり、片親家庭が増加しています。
そのため、忙しい親からの関心を得ることができず、寂しさから家出をしてしまうことがあるのです。

 

また、片親家庭は、仕事をしながら家事や育児をこなさなければならず、
親自身も精神的に追い込まれてしまうケースがほとんどです。

 

このような、精神的に余裕がない状況が続くと、無意識のうちに
子供に八つ当たりしてしまうことも少なくありません。

 

そうなると、徐々に子供は居場所をなくし、結果的に家出へとつながっていくのです。
尚、片親家庭の場合、後に再婚をしたり、異性と同棲することもよくある話です。

 

打ち解けることができれば、特に心配はありませんが、多感な反抗期などに
知らない異性と生活を共にすることは、子供にとってストレスとなり、
居心地の悪さを感じるきっかけを作ってしまいます。

 

それから、3つ目は、虐待を受けている家庭環境です。
一言で虐待といっても、殴られたり蹴られたりという暴力だけではなく、性的虐待なども含まれます。

 

長年に亘って虐待を受けている場合、家出をすることで余計虐待が悪化することを恐れて、
家出を躊躇するケースもありますが、行動範囲が広くなってくれば、家出に走る子供たちが多いのです。

 

その他には、門限や制限が厳しい、自分を認めてくれない、など、
些細なことでも子供の心には家庭に対して大きな闇が広がってしまいます。

 

最近は、インターネットの普及により、家出したい子供達が集まる、
掲示板やホームページなどが多数存在します。
そのため、家出をするきっかけを作りやすい環境にあるといえるでしょう。

 

家出を防ぐためには、じっくりと子供の話を聞き、子供と向き合っていく時間が非常に重要です。
家庭環境が変わらなければ、結局、家出を繰り返すことにつながります。