家出人捜索、警察は動いてくれない?

家出人捜索を警察に依頼したにもかかわらず、警察が動いてくれないケースがあります。
なぜ、家出人捜査を行ってくれないのでしょうか。代表的な理由を3つご紹介していくことにしましょう。

 

1つ目は、そもそも家出人捜査を依頼できる人が、限定されているということです。

 

家出人の捜査願いは、誰でも届け出を出すことができるわけではありません。
現在の決まりでは、保護者、配偶者、その他の親族、家出人を現に監視している人に限られているのです。

 

そのため、例えば、友人や知人、同棲している異性が家出をした場合は、
警察に家出人捜査願いを提出することができず、結果的に警察が動いてくれないということにつながります。

 

2つ目は、一般家出人として扱われた場合です。

 

家出人捜査願を警察に提出した際、一般家出人と特異家出人の2つに分類されます。

 

中でも、一般家出人は、家出人自らの意思で家出をしたケースに該当するため、
民事扱いにされるのです。ですから、警察が積極的に捜査に介入することができません。

 

ようするに、何らかの事件に巻き込まれていたり、自殺をする可能性が低い場合、
人命にかかわる恐れがないと判断され、警察は動かないのです。

 

最後の3つ目は、家出人本人が、警察に対して家出人捜査願いの受任拒否を伝えている場合です。

 

受任拒否が認められるケースは限られていますが、例えば、DV被害から逃れるために家出をし、
警察に受任拒否を伝えている場合は、家出人捜索願を提出することができません。

 

なぜなら、自宅に戻ることで、大きな事件に発展する可能性があるからです。
また、家庭内のトラブルが原因で家出をした場合も、家出人本人が受任拒否をすることで、
家出人捜査願が受理されないケースがあります。

 

以上3つが、家出人捜査で警察に捜査を依頼しても、警察が動いてくれない代表的な理由でした。

 

警察が動かないのであれば、最終的に家族などが自ら探す以外方法はありません。
そのため、自力での捜索に限界を感じてしまった際は、
探偵事務所などに調査を依頼して、家出人を探すことになるでしょう。